朝起きて、シャワーを浴び、昨日の残りのトマトとアプリコットを食べる。今日は10:00AMに宿の前でピックアップの予定だ。9:45AM頃、チェックアウトして外で待つ。朝から凄い日差し。サンクリームを塗って待つ。
10:10AM日本人の女の子が来てくれた。彼女はヨシコ、タスマニア7日間ツアーに出る前の朝に、ロンセストンバックパッカーズで5分程会話したことがあった。彼女はその時、ピッキングを待ってる状況だったが、次の日、張り紙を見てそこの家に行き、今日で1週間のこと。
ガソリンスタンドまで歩き、ある男の人に会う。彼の名はNobert、ドイツ人とのこと。軽く挨拶し、5件くらいお店をまわり買出し。この人、観察してみるとどうやら落ち着きのない人だ。
彼の家はここロンセストンから南に10KmほどのパースPerthにある。そこにつき。さっそくいろいろ説明。ファームというより少し広い庭にたくさんの野菜や果物の樹があるといった感じ。ソーラー発電をしていて、ここでの仕事は、それらの栽培やソーラーの据付等。もちろん毎日の食事の手伝いも。
自分の部屋は3階の屋根裏部屋のような部屋、すこし物が散らかっているが、いかにも外国の家っていうい感じで良い。
さっそく昼食の準備。Nobertはベジタリアン。それゆえ全て野菜や穀物(米やマメ)からつくる食事だ。ベジタリアンの食事というのは興味があった。
食事の前、聖書の一節を読む。食事はかなりの種類と量でお腹がいっぱいだ。食べ終わったのが3:30PM頃。
こんな時間なのに彼はこれからウォーキングに行こうという。時間からして、すぐに済むとおもっていたら大間違いだった。
かなりの距離を車で飛ばし、あっという間に雲の上の山の頂上付近まで来た。パースから東にいったところの山だ。冬はスキー場らしく数件のロッジがある、もちろん今は誰もいない。天気は快晴。あたりは火星に来たような素晴らしい景色。こういうところに来るとは思わなかったのでカメラを持ってこなかったのが本当に悔やまれる。数匹ワラビーも見ることができた。
車から降りて岩場をウォーキング。ここに到着する少し前くらいからお腹が痛くなっていたが、我慢して歩いた。もちろんあたりにトイレはない。ある岩場の丘を登ったところで引き返す。車に乗り帰る。
彼の運転は荒い、それがまたお腹に響く。あるところで停まった時に小便だけする。お腹が痛いとNobertに言ったが、帰路、小さな町に寄り道したり、車を停め、建物に見とれていたりする。普通ならこういうのを楽しめたはずだが、すぐに帰ってトイレに行きたいと頭の中がいっぱいだった・・・。やっと家に着いたのが8:00PM頃。すぐにトイレに行くがどうもお腹にガスが溜まっていたよう。
夕食はパンとティーだけ。ランチを沢山、ディナーは少しが彼の(ヨーロッパの?)スタイルのようだ。
しかし、このディナー、簡単には済まなかった。彼は永遠早口で自分の主義主張を雄弁と語りだす。
彼はクリスチャン・ベジタリアンであり、またスモーカー嫌い・アメリカ嫌いらしい。Nobertの英語は速く、使っている単語もむづかしいせいかほとんど分からない。彼が書いた文章が壁に額に入って部屋にいくつか飾ってある。それについても語りだし、全く止る気配はない。
はっきり言おう、彼は変人だ。
サイババも最近までは信じていたが、ちょうど昨晩テレビで彼の奇跡(マジック?トリック?)をあばく番組を見て、非常にがっかりしたらしい。ヨシコと二人で話を聞くが、うんざり。10:30PM頃、やっと開放。この先どうなるんだろうか・・・。